【HAVILANDアヴィランド アンペラトリス ユージェニー 】
リモージュの名窯アヴィランドのロングセラー。ナポレオンⅢ世の皇妃が愛されたスミレの花をモチーフに皇妃の為にデザインされたというエピソードを持ちます。それが1901年と言いますから、既に夫君を見送り別荘(ハンプシャー)で余生を送っておられた75歳の頃のお話と言う事になり、スミレには特別な意味が込められていたのかも知れません。スミレは控えめな花ながらそれでもオリジナルはお皿の縁が輪花になっており手描きかつ金彩もより華やかで、今私達が手にする事の出来るいってみれば普及版とはやはり印象が違います。生地は硬質感のある青味がかった白で私達日本人が瀬戸物としてなじんできたものに近い質感ですが、フレンチらしいお洒落な雰囲気が漂いスミレ好きには嬉しいシリーズです。

映画「パベットの晩餐会」でこのシリーズが贅沢に使われていた事はよく知られています。一見具象的なこのスミレ柄はよくデザインされていて、アールヌボーの名作とも言われるとか。清楚な華やぎという感じです。
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