お料理が素敵な器で出で来ると嬉しくなりますね。日比谷交差点の近く(有楽町)にある「アピシウス 」はワインにうるさい食通に支持されてきたという名店ですが、大倉陶園の器とクリストフル(仏)のカトラリーを使っています。大倉陶園の製品には品格を感じますが、その抜けるような白さ(と硬質感)は他に類を見ず、「オークラの白」が「セーブルのブルー」と並んで世界的に最高の評価を得ているのも頷けます。アピシウスというのは古代ローマの食通のお名前だそうで 、ハンガリーの名窯ヘレンドの併設レストランの名前も「レストラン アピシウス」。食器は勿論ヘレンドです(笑)。因みにヘレンドにはオリーブの図柄のアピシウスというシリーズがありますが、ヘレンドもかなり色白で上質な肌合いが高級感を感じさせるもとなのかも知れません。
