特許庁前の信号を南に入った最初の路地にオーストリア国家公認の日本人マイスターがなさるウイーン菓子のお店があり、ウイーンの路地に迷い込んだかと思うような素敵なスポットです。サントリーホールにも近いのでウィーンフィルの団員が立ち寄ったりもするとか・・・。フランス菓子に比べれば地味な感じですが、このお店に並ぶお菓子はウイーンの名窯AUGARTEN(アウガルテン)のWiener Rose(ウインナローズ)のお皿に載っているのがお洒落です。弟分にあたる隣国ハンガリーのHEREND窯にも故あって同名のシリーズがありいずれも人気ですが、兄貴分は洗練されたフォルム(カップ の微妙な端反りも見事)と端正な面立ちが流石。量産しない 不器用さが良くも悪くもこの窯の魅力の一つです。
