ユーハイムのクッキー

家庭で作るクッキーは少々形が不揃いでも、キツネ色がタヌキ色でも何よりバター100%で安心なのが手作りの良さ。それでも、ちょっと市販のものをつまみたくなる時・・・パッケージの裏側を見るとショートニングやマーガリンといった表示のある事が多くがっかりです。そういった植物性油脂の含まれていないものを選びたくないと思うと デメル・銀座ウエスト・資生堂クッキー・葉山のチャヤ等々多くが落第する中、定評のある豊島屋の鳩サブレー・ヨックモックは流石。バウムクーヘン等で有名なユーハイムもこの点配慮されています。因に日本のデパートのフォートナム&メイソンのコーナーにはライセンス取得の上 日本で限定販売されている紅茶風味で人気の美味しいクッキーがあり、これはユーハイムの製造です。蛇足ですが、フォートナム&メイソンのチョコレート。本店には洒落たパッケージで大小多数の詰め合わせがありますが、何故か私の口に合わず、ネットで酷評なさった方の意見に賛成です。

アフタヌーンティー

ロンドンから帰って一週間。3段のケーキスタンドを使って
我が家でも気軽にアフタヌーンティーの気分を楽しもうと簡単にしてみました。


サンドイッチ・スコーン・焼き菓子の3点を用意しましたが、最低限スコーンと紅茶があれば、英国風のティータイムを楽しむ事が出来、これはクリームティーとも呼ばれ手軽です。地方では四角いスコーンもよくあるそうで、それにヒントを得て、寝かした種を型抜きせず等分に切り分けて、(頂くときに割り易いよう)2倍に伸ばして折り曲げそれを形よく整えて焼いてみました。フードフロセッサーを使うのは勿論ですが、材料表を頭に入れておけばさらに思いつきがよくなります。因に、スコーンというのは(クロテッド)クリームとジャムを付けて完成するものだそうです。私は好みのあんずジャムと(クロテットクリームの代用として)マスカルポーネチーズを常備しておりますが、これがさっぱりしていて大好評。美味し過ぎるので注意が必要です。小麦粉は摂取すればするほどもっともっとと脳が要求するそうですので・・・。

牛肉あれこれ

【黒毛和牛】・【国産牛】という表示をよく見かけますが、最近【国内産】というのを見かけました。和牛の表示が許される条件は厳しく黒毛・短角etc.たしか5種程に限られる筈。それに対して、国産牛というのは例えばオーストラリアから輸入された肉牛が3ケ月以上国内で飼育されれば国産表示が可能というのですからかなり緩いですね。そんな訳で長らく和牛以外には手を出さないで来たのですが、国内産というのを読んでみると和牛と乳牛の交雑種と書いてありました。試したのは「北海道ふらの牛:部位いちぼ」のステーキ用ですが、和牛にせまるお味でした。牛肉はあたり外れが大きいものですから、外れの和牛に幾度かがっかりした事を思えば、当たりのふらの牛は上出来の割にお値段がリーズナブルでした。因に同じお肉屋さんで週末に出る、オーストラリア産プレミアムビーフのみすじローストビーフというのがなかなかよいお味である事を発見。あのサラダ屋さんのローストビーフ入りサラダはこの種のお肉を使っているのではないかと睨んだ次第です。日本の野菜作りの土壌は農薬と化学肥料で仮死状態ですので美味しい野菜が出来ませんが、その点に配慮した野菜作りをしている生産者や個人で無農薬で作っていらっしゃる方から頂いた取れ立て野菜等とこれを合わせれば凄く美味しいローストビーフ入りサラダが出来そうですね。

[HERLEQUIN BIS エルルカンビス]

5年越しの希望がかなって、ようやく湯河原のフレンチレストラン「エルルカンビス」を訪れる事が出来ました。とにかく分かりづらい所にあるとは聞き及んでいたもののなる程と言えるアクセスの悪さ。もっとも湯河原駅からタクシーを利用すればそれ程のこともなさそうですが・・・しかしそれでもお客に支持され続けるる丈のものがあるのだろうとの予想通りの素晴らしい所でした。まず嬉しいのはゆったりとした駐車場、山の上の方へかなり上がるので周囲の景観もよく下界の喧噪をよそに落ち着いて食事が出来そうな環境、アプローチ・エントランスから外観・インテリアに到るまで全てがとてもお洒落・・・と、ここまででかなり期待が高まるのですが、それが裏切られることはありませんでした。サービスは実に程よくて、盛りつけは何れも美しく、上品なお味付けは私の好みに殆どジャストフィット。パンは本場フランスから(下処理されたものを冷凍の状態で)輸入したものを焼いてバターとともに出しておられるのが何気に美味しく、デザートも質 量 共に申し分ありませんでした。ご自慢のプリンはほっとする優しいお味。総じて細やかな神経があらゆる面に行き届いていて食材選びにも手抜きがなくオーナーシェフのこだわりが生きている。それが客に安心感を与えてくれるのでしょう。この地を選んで東京から移転してきただけのことはありそうですね。プロフィールを拝見すると海外での経験が豊かでいらっしゃるようですが、積み重ねられた工夫と洗練されたセンスの良さが光るよいお店でした。銀器好きの私としてはカトラリーが気にならないでもありませんでしたが、それは求め過ぎというものでしょう。駐車場に戻るとアルファロメオ・フィアット・メルセデス(小ベンツ)etc.が並んでいました。気取りがないけれども上質を求めるシェフの思いが伝わっているのでしょうね。高速を乗り継いで是非再訪したいものです。二度三度と訪れても変わらず満足させて下さるお店は限られますが、そういうお店である事を期待しつつ・・・。

ヴァレンタインのチョコレート

ヴァレンタインにチョコレートを贈る習慣を日本で仕掛けたのは神戸のお菓子屋さんだったかしら・・・とにかくこの時期になると普段手に入りにくいチョコレートも各百貨店等に集まるのでこれがひとつの楽しみです。






昨年はベルギーからたくさんのチョコレート屋さんが来ていて目移りしました。ベルギーと言えば王室御用達の【ゴディバ・ノイハウス・レオニダス】あたりが有名で、本国では比較的リーズナブルな価格の【レオニダス】に押されているというけれど、私はこの3つの内ではやはり【ゴディバ】の板チョコの口溶けのよさ滑らかさが群を抜いていると思います。(値上がりしたのでより)贅沢感がありますが全体に間違いの無い美味しさと言えるでしょう。軽井沢のアウトレットにも出店しています。ノイハウスは甘め、レオニダスは庶民的なお味。【ガレー】のプラリネもオレンジ色の円筒形パッケージが目を引くベルギー王室御用達のお洒落なチョコですが、板チョコに比べるといくらか入手困難です。ベルギー王室御用達の中では新しく目下人気上昇中の【ヴァンデンダー】はお洒落な箱で上品にまとまった美味しさ。高島屋で常時入手可能な老舗【ヴィタメール】を推す人もおられますね。【ピエール・マルコリーニ】の人気は大したものですが、万人向きではないかも知れません。大まかに言えばスイス・ドイツはミルクチョコ フランスはビターチョコ ベルギーは詰め物をしたチョコが得意なのだそうですが、ドイツの何でもないミルクチョコが不思議と美味しいのは何故かしら。ウイーンの名店【DEMELデメル】(墺)のチョコレートは日本で製造されていますが、安定した美味しさと伝統を感じさせる雰囲気のあるパッケージで人気です。エリザベート皇妃にも愛された王室御用達【Gernsterゲルンシュター】(墺)のチョコレートは、箱を開けるとパーッと香りが匂い立って一粒一粒が濃厚なのにしつこくない流石の美味しさ。日本にも来ていたようですが撤退してしまったのか現在入手困難のようです。
ビターチョコが得意といわれるとなるほどと思えるのが【ジャンポールエヴァン】(仏)の板チョココレクション。あまりに種類がありすぎて正直よく分かりませんが、選りすぐりのチョコレートが使われているここのケーキが美味しいのは間違いありません。以前このブログで〈キト〉をご紹介しましたが、人気と実力を兼ね備えた有名なチョコラティエですね。それに比べればいくらか地味ですが【ミシェル・ショーダン】(仏)も必ずチェックして可愛らしいシマウマの絵柄のチョコを手に入れちょっとしたプレゼントにしてきました。ビターチョコのマサラやパヴェも人気。こちらは氏の引退に伴い【メゾン・ショーダン】として装いも新たに出発しましたが、シックなパッケージは健在。ミシェル・ショーダン氏は【メゾン・ド・ショコラ】で修行したそうですが、こちらはかなりの高級感ですね。パッケージの大きなリボンが可愛いのが、【アンリ・ルルー】(仏)でなかなか好感の持てるショコラティエです。
最後に英国好きの私が外せないのが英国王室御用達の【シャポネル・エ・ウォーカー】(英)。ロンドンには山のようにあるのに日本では(輸入代理店片岡物産が倒産し)入手しずらくなりました。

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