【黒毛和牛】・【国産牛】という表示をよく見かけますが、最近【国内産】というのを見かけました。和牛の表示が許される条件は厳しく黒毛・短角etc.たしか5種程に限られる筈。それに対して、国産牛というのは例えばオーストラリアから輸入された肉牛が3ケ月以上国内で飼育されれば国産表示が可能というのですからかなり緩いですね。そんな訳で長らく和牛以外には手を出さないで来たのですが、国内産というのを読んでみると和牛と乳牛の交雑種と書いてありました。試したのは「北海道ふらの牛:部位いちぼ」のステーキ用ですが、和牛にせまるお味でした。牛肉はあたり外れが大きいものですから、外れの和牛に幾度かがっかりした事を思えば、当たりのふらの牛は上出来の割にお値段がリーズナブルでした。因に同じお肉屋さんで週末に出る、オーストラリア産プレミアムビーフのみすじローストビーフというのがなかなかよいお味である事を発見。あのサラダ屋さんのローストビーフ入りサラダはこの種のお肉を使っているのではないかと睨んだ次第です。日本の野菜作りの土壌は農薬と化学肥料で仮死状態ですので美味しい野菜が出来ませんが、その点に配慮した野菜作りをしている生産者や個人で無農薬で作っていらっしゃる方から頂いた取れ立て野菜等とこれを合わせれば凄く美味しいローストビーフ入りサラダが出来そうですね。