お抹茶と焼き菓子(和菓子)3種

日常頂くお抹茶(お薄)は「柳櫻園」の《珠の白》(表千家而妙斎お好み)と決めております。お茶会などでもよく使われますし、間違いのないお味です。





これと一緒によく頂くお菓子3種のご紹介 1️⃣山田屋の《山田屋まんじゅう》:これは松山に本店のある、ほとんどこれだけを作り続けているお菓子屋さんの自信作。吉田茂元首相初め多くの固定ファンを持つことで有名ですね。冷凍で保存できるので重宝します。2️⃣銀座清月堂の《おとし文》:上品なお味の黄味しぐれ 3️⃣鶴屋吉信の《紡ぎ詩》:京観世や柚餅で知られる老舗の何気ないきざみ栗入りお饅頭ですが、繭に由来する形は食べやすく材料も安心できるものです。因みにお干菓子は1️⃣鳩サブレーで有名な豊島屋の《小鳩豆楽》:ほんのり豆の香りのする可愛らしい形のお菓子 2️⃣名古屋の老舗 両口屋是清の《二人静》こちらは創業380年程の老舗ながら有名な〈旅まくら〉や〈志なの路〉始め美味しいお菓子の良心的なお値段設定が嬉しいですね。3️⃣金沢森八の〈長生殿〉と言いたい所ですが、このあまりにも有名なお菓子、ロウソクの光りで映えたかも知れない桃色が濃過ぎる気がします。そのかわり生姜菓子〈しば舟〉はさすがのお味と思います。

銀器のお話 1



フィッシュナイフ&フォーク 1872年シェフィールド製

銀器の事を書いたご本を読んでいて、新しい知識を得ました。先ずよく見かける先端がトリの足の形をしたシュガートング。何故かしらと思っていましたが、これはもともとチキン用のトングにあしらわれていた意匠の転用だと言うのです。好みはあるかも知れませんが、こうした具象性のある小物がテーブルに乗っていると楽しくなりますね。角砂糖が使われなくなってシュガートングとしてはあまり出番がなくなりましたが、プチ菓子やオードブルetc.を摘まむのに小型のトングとして使えます。もう一つはフィッシュ用のナイフ&フォーク。肉用と違ってブレードの部分も銀で作れる事もあり、ひと際美しい模様が彫り込まれている等して一目でそれと分かります。その由来についてなのですが、昔、魚料理が贅沢だった時代があり、ゲストに今日は魚料理が振る舞われるという事が分かるようにしたものだったとか・・・興味深いお話です。

箱根富士屋ホテルのカレー

箱根に行ったついでに、有名な富士屋ホテルのカレーでランチを楽しみました。これは賛否両論意見の分かれるお味でだいたいカレー通は辛いのがお好みのようですが、辛いのが苦手な私の口には合いたいそう美味しく頂いて参りました。100年ごしの歴史を伝統と頑に守ってこの天然記念物みたいなカレーを作り続けて頂きたいものです。銀器好きの私にとっては銀のフォークで頂けるだけでも点数が高くなってしまいますし、テーブルの上の光る物が全て美しく優しい銀色に光るのは嬉しく、こうした一品は洗練されたサービスと趣きのあるインテリアが作る心地よい空間も合わせて楽しむものだと考えております。因に和食なら道路を挟んだ所にある旧華族別邸「菊華荘」もよい雰囲気です。軽井沢の万平ホテル・横浜のホテルニューグランドと並んでクラシックホテル好きには楽しめますね。ついでに言えば万平ホテル、ホテルニューグランドのメインダイニング ル・ノルマンディー 何れも平均超えの確かなフレンチのコースを用意しておられ安心してお食事を楽しめますね。

京都東山SODOのランチ

秋の始め京都に2泊3日の旅行に際して、ランチに嵐山天龍寺内の精進料理《師月》と東山のイタリアン東山SODOを選びました。何れも好感度が高く楽しめましたが、特に後者は日本画家竹内栖鳳の旧住居をお孫さんだかが、レストランに改装して始められただけあって店内には勿論本物の栖鳳の画が飾られており、アプローチ&建物の風格・サービス・お料理・デザートすべてにおいてセンスの良さが感じられ、立地(東山安井)も良く気軽でお洒落なレストラン。近くに大きな料亭を取り壊した跡にホテルを建設中という所があり、そういう事を免れた意味でも貴重な存在かつ京都らしい素敵なレストランでした。因に宿泊は《都ホテル》でしたが、どことなく垢抜けない感じが拭えず、オリンピックを前に是非もうひと頑張りして欲しいなと思いました。

京紫野《和久伝》のお弁当

東京近辺で手に入りやすい京都の美濃吉・大阪のなだ万・東京の大増etc.のお弁当と違って、東京では入手困難ですが、お味は勿論の事とにかく全体に品格が漂いワンランク上である事は間違いありません。京都(伊勢丹・高島屋etc.)で入手し帰りの新幹線で食べるのを楽しみにしていらっしゃるマダムも多いとか・・・さすがに納得のお味です。因みに大増はお味が濃過ぎて口に合わず、なだ万は予約しておいたお弁当のご飯が(搬送の過程で起こった事のようでしたが)何日前のものですかと思うくらい固くてびっくりという経験があり、中では美濃吉が一番口に合いますが、デパートで入手可能なお弁当として《和久伝》は別格と思います。新宿・玉川高島屋に出店していますが、お弁当のお取り扱いは無さそうです。



添加物の類は使われていないと聞いております。

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