銀器のお話 1



フィッシュナイフ&フォーク 1872年シェフィールド製

銀器の事を書いたご本を読んでいて、新しい知識を得ました。先ずよく見かける先端がトリの足の形をしたシュガートング。何故かしらと思っていましたが、これはもともとチキン用のトングにあしらわれていた意匠の転用だと言うのです。好みはあるかも知れませんが、こうした具象性のある小物がテーブルに乗っていると楽しくなりますね。角砂糖が使われなくなってシュガートングとしてはあまり出番がなくなりましたが、プチ菓子やオードブルetc.を摘まむのに小型のトングとして使えます。もう一つはフィッシュ用のナイフ&フォーク。肉用と違ってブレードの部分も銀で作れる事もあり、ひと際美しい模様が彫り込まれている等して一目でそれと分かります。その由来についてなのですが、昔、魚料理が贅沢だった時代があり、ゲストに今日は魚料理が振る舞われるという事が分かるようにしたものだったとか・・・興味深いお話です。

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