乾麺の浸水戻し

蕎麦好きの友人に、お蕎麦を水に浸けて置いてから茹でると生麺みたいに美味しいと教わり、恐る恐る早速試して見ました。水に10分程浸けると柔くなり、まるで乾物の戻しの様です。生麺は明らかに美味しいのですが、それに肉薄する気がしました。ついで、ノンフライのインスタントラーメン・乾燥パスタ(スパゲティ)を試すとどれも上手い具合に戻り、茹で時間も大幅短縮で大満足。因みに長いスパゲティには大きいバットを使いあまり重ならないようにしました。適当な長さに折って、調味料・具材・水分をなどを加え、電子レンジにかけて手軽にスパゲティナポリタンを作る方法が以前TVで紹介されていたことを思い出しましたが、似たような発想なのかも知れません。

クリスマスのシュトーレン

この頃、クリスマスの時期が近づくとドイツのクリスマス菓子シュトーレンを見かける事が本当に多くなりました。これのいい所は日持ちがすること。いわゆるデコレーション式のクリスマスケーキを料理と一緒に当日作るのが大変という理由で、我が家のクリスマスケーキはずっと前もって作り置きできる英国風のフルーツケーキでした。これに比べると年に一度しか作られないシュトーレンはいかにも季節感があっていいものですね。プレゼントにも適しています。

材料:中に入れるもの ラム酒漬けレーズン 250g /オレンジピール 125g/ クルミ 30g/ スライスアーモンド 30g 漬け込んだレーズンがない場合は100ccくらいのラム酒にレーズンを浸けておく。 生地 ドライイースト 12g/バター 120g/ 砂糖 100g / 卵 大2個 /強力粉300g
薄力粉200g または準強力粉(中力粉) カラメル・シナモン・牛乳適宜

クッキーのクリスマスツリー

母に教えてもらった佐藤雅子さんの「私の洋風料理ノート」にあったレシピで子供達の小さい頃から毎年クリスマスに向けて何十年と作り続けて来ました。お台所を粉だらけにしてツリー用の(部品としての)クッキーを何枚も焼き、大・中・小と作って飾ったりして楽しみましたが、家の小ネズミにかじられることもあったような・・・微笑ましい思い出です。

材料:砂糖(きび砂糖など)200g / ハチミツ 100g位 / 卵 3個 / 香料(生姜の絞り汁小1・シナモン小2 ナツメグ 小1) 小麦粉450g/ 重曹 小1 仕上げ用のグス(粉糖 70g 卵白1/2 氷酢酸1〜2滴)

作り方:本体①ボールに砂糖とハチミツを入れて木杓子でよく混ぜる。②卵を1個づつ割り入れ全体がクリーム状になったら香料を加えてさらに混ぜる。③ 小麦粉と重曹を合わせてよくふるい、②に加えて軽く混ぜ合わせる。④出来た生地をしばらく寝かせてから、綿棒で5mm位(大きいもの用には少し厚めに)のばし星形と小さな丸型に抜き一番大きい星形以外のものに箸などを通して穴を開け、170°Cにしておいた天板に並べて15分から20分程様子を見ながらこんがり焼き上げる。佐藤さんのご本では23cm幅のものから順に段々小さくして5Cmくらいまでの星形6枚 丸型は直径8cm位から段々小さくして2cmまで12枚焼く。⑤焼き上がったものを組み立て、グスを塗ってとめ、さらに雪が積もったようにかける。
 グス:粉糖と卵白をボールに取り、木しゃもじでよく混ぜ合わせ、滑らかになったら氷酢酸を加える。

※ あらかじめボール紙で型紙を作っておき毎年それを使って作ります。

ブロッコリーと人参のサラダ

ちょっと舌の肥えた友人に教えた頂いたサラダ。人参の赤とブロッコリーの緑が食卓を賑やかに彩ります。クリームソースにハムを入れるだけなのですが、それだけの事でありふれたサラダがボリューミーな一皿に。

材料: 人参 小2本 ブロッコリー 小ぶりのもの1株 スライスハム1~2枚 生クリームまたは牛乳
    マヨネーズ 塩ひとつまみ ※ハムはできれば無塩せきのものを 塩は出来るだけゲランドなどミネラルの多いものを。
作り方:①人参は2cm位のブロック状に、ブロッコリーも同じ位の塊に切り分ける。②人参は水から茹で、ブロッコリーの茎が大きい場合はそれを水から先に茹で柔らかくなってから緑の部分を投入して茹ですぎない程度に茹で上げる。いずれも塩は入れ過ぎないように。美味しいお塩で茹でるとお味が違います。③ソース:ハムをみじん切りにして、マヨネーズを同量位の生クリームか牛乳でのばしたものを加える。軽く胡椒しても良い。②を③のソースであえる。

藤原照康工房の包丁

切れ味の良い包丁を使うとお料理が楽しくなります。これはオールドフレンチボウと言われる弓を使う快感に通ずる気がします。良い弓を手にすると切れ味の良い包丁を、切れ味の良い包丁を手にすると良い弓を思い浮かべるという訳です。いい道具を使うと上達するのです。ここ何十年か東京・目黒に工房を構える藤原照康工房の包丁を愛用しており、手放せません。料理中も小まめに晒しの布巾で水気を拭き取り、出来れば最後に熱湯をかけて仕舞います。ちなみに(プラスチック製のまな板は刃が傷むので)勿論まな板は木製。私は新井製作所の柳の大きなまな板を使っておりますが、こちらも小まめに晒しの布巾で水気と拭き取ります。鋼の包丁と柳のまな板に晒しの布巾は欠かせません。そう言えば板前さんは晒しの布巾を使っていらっしゃいますね(笑)。晒しの布巾・日本刀の流れをくむ鋼の包丁・テフロン加工していないフライパン・亀の子たわし・すり鉢・・・母達が台所で長く使い続けてもの達を次の世代へ伝える事はできるのでしょうか・・・。

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